062 HOYA IFRSでの法定開示へ
HOYA株式会社は1月31日、「指定国際会計基準による連結財務諸表の作成に関するお知らせ」を公表した。これは、有価証券報告書等の法定開示を、今後は日本基準に代えてIFRSにより行うというもの。
同社は、任意開示によるアニュアルレポート(12/21公表)でIFRSを適用していた。この中では初度適用を実施し監査報告書も付されていたことから、IFRSの任意・早期適用の準備と見られていたところである。
さて、12月24日の知恵の輪でもご紹介したように、現在、任意適用に向けて取り組んでいる上場企業は、全体の6%程度であるとのこと。企業がIFRSに関する社内教育に取り組んでいるとの話を耳にする機会が増えてきており、今年は日本電波工業以外のニュースも多くなりそうだ。