092 業績予想開示の見直し
東京証券取引所は12月29日、業績予想開示に関して実務上の取り扱いを見直す方針を公表した。
現状は決算短信に記載される業績予想開示しており、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益などを一定の様式で開示する方式で行われている。今回の見直しでは、「定性的な開示」や「添付資料による開示」を許容するなど、その内容や様式を多様化させて、上場会社の実情に応じた様々な将来予測情報を提供させるのが目的である。
東証は、3月以降にもその詳細を公表する予定であり、上場会社にとっては留意が必要な所である。