2012.12.11 IFRS新着情報 IFRS財団がアジア・オセアニアにリージョナル・オフィスを開設
2012年11月15日に、IFRS財団はロンドン本部外で初となる国際オフィス(アジア・オセアニア・オフィス)を開設しました。本拠は東京に置かれ、アジア・オセアニア地域全体に対して国際財務報告基準(IFRS)の開発、採用及び首尾一貫した適用に関する支援を行うことになります。
IASBでは、同オフィスは基準設定活動における地域的なアウトリーチや参加の拡大を支援する拠点であり、調査研究拠点への発展、またアジア・オセアニア地域からの概念面のインプットが早期の段階でIASBのデュー・プロセスに直接提供される機会が確保されると期待しています。
日本でのIFRS強制適用の時期決定は先延ばしとなりましたが、今回のアジア・オセアニア・オフィスの開設により、IFRS導入に向けてより一層深い議論を行うきっかけになればと期待します。