2013.02.26 IFRS新着情報 IAS36非金融資産の回収可能価額の開示(公開草案)
2013年1月18日、IASBは減損した非金融資産の回収可能価額の測定に関するIAS第36号「資産の減損」の開示要求事項を修正する公開草案を公表しました。
これは、IFRS第13号「公正価値測定」(2011年5月公表)により導入されたものですが、当初、資金生成単位に配分されたのれん又は耐用年数を確定できない無形資産の帳簿価額が重要である場合、回収可能価額の開示が求められていました。
今回の修正案では、開示範囲が広範すぎるとの批判から、開示範囲を減損損失(又は戻入れ)を認識した資産のみに縮小する提案がなされております。
また、2014年1月1日以後開始する事業年度からの適用で、早期適用も可能となるように提案されています。