2013.05.28 IFRS新着情報 国際会計基準・強制適用見送り
平成25年5月28日の日経新聞の記事に、企業会計審議会が本年7月に取りまとめる報告書で、最短で2016年とされていた強制適用の時期を明記せず、先送りする方針であることが報道されています。
強制適用によるシステム大幅変更等の企業側の負担等に配慮したためで、結果的に、2012年に強制適用の判断を見送ると表明した米国に追随する形となるようです。
また、金融庁は、現行の日本基準とIFRSの折衷案となる新たな会計基準作りにも、乗り出すとのことで、投資家などの財務諸表利用者にとっては、混乱を招く可能性も指摘されています。
IFRSだけでも大変ですが、新しい会計基準となると、その適用は、ますます複雑になりそうです。