監査法人アリアで働くリアル
2025.11.10
皆様、はじめまして! 監査法人アリアに1月に入社しました、佐藤と申します。
気が付けばもうすぐ入社して丸一年。監査法人で働くことへの期待と、実際に入社してからの現実に直面し、本当にあっという間の濃密な一年でした。
私がアリアに入社して感じた「想像とのギャップ」、「リアルな働き方」、そして「この一年で経験したこと」について、これから入社を検討されている方々の参考になれば幸いです!
1.監査法人へのイメージは古かった?入社後に直面した3つのギャップ
入社前、私が抱いていた監査法人のイメージは、「ひたすら調書に向き合い、黙々と数字をチェックする、厳格な専門家集団」というものでした。しかし、アリアに入って、良い意味でそのイメージは大きく覆されました。
①PCとにらめっこ?実は「人と向き合う」仕事だった!
監査業務というのは「監査調書作りがメイン業務」とばかり思っていたのですが、実際は想像以上にクライアントとのコミュニケーションに時間を割いています。
特にアリアのような中小監査法人では、チームが少人数で一つのクライアントを担当するため、クライアントの経理担当者だけでなく、社長や役員とも直接お話する機会が多くあります。これは、単なる数字の確認に留まらず、クライアントのビジネスモデルや成長戦略の「深い部分」まで知ることができる、中小法人ならではの大きな醍醐味だと感じています。
この仕事は、専門知識だけでなく、高いコミュニケーション能力が求められる仕事なのだと痛感しました。

②厳格な雰囲気?まるで「スタートアップ企業」のような活気
「監査法人=厳格で堅苦しい」という固定観念を持っていましたが、アリアの雰囲気は全く違いました。事務所の皆さんが本当にフレンドリーで、新人の私にも積極的に話しかけてくれ、業務の進め方やちょっとした疑問も遠慮なく聞ける環境です。これはアリア特有の文化かもしれません。
③調書作成スキルは?「Excel・Wordのプロ」になる必要性!
調書作成という業務の性質上、ExcelやWordをこれほどまでに使いこなす必要があるとは想像していませんでした。ただ入力するだけでなく、数式を組んだり、効率的なドキュメントを作成したりするスキルは必須です。これから未経験で入社を検討される方は、事前に少しでも慣れておくと、入社後の立ち上がりがスムーズになるはずです!

2.アリアでのリアルな働き方:オンとオフの「メリハリ」
監査法人での実際の働き方は、入社を検討されている方が最も気にされる点の一つだと思います。
・メイン業務の場所は?「事務所」よりも「往査先」
私が入社してからの実態として、事務所で作業をするよりも、クライアント先の企業に訪問(往査)して仕事をすることが圧倒的に多いです。クライアントの職場に入るため、服装や身だしなみには常に清潔感とプロフェッショナルな姿勢を心がけています。これは、私たち監査人の信頼性を高める上で非常に重要だと考えています。
・成長を加速させる「距離の近さ」
中小監査法人の大きな特色ですが、パートナーや主査、そして事務所メンバーとの距離が非常に近いため、困った時や疑問が生じた時にすぐに質問できる環境が整っています。業務で「わからないことを抱え込んでしまう」ということがほとんどありません。経験豊富な上司や先輩からいつでもフィードバックをもらえるこの環境は、新人の私にとって破格の成長機会を与えてくれていると感じています。
・繁忙期でも「自分の時間」を大切に
アリアのクライアントは12月決算が多いことから、1月~3月が繁忙期となり、チームによっては残業や休日出勤が発生することもあります。しかし、基本的には業務時間内にしっかりと集中して仕事を終わらせ、終業時間には自分の時間を過ごすことができています。事務所内には会計士受験生が多数いるため、就業時間前後で一緒に勉強をしたり、チームメンバーや仲の良い同僚と終業時間後にご飯に行ったりと、プライベートも充実しています。オンとオフのメリハリがしっかりしているのがアリアの魅力です。

(チームメンバーと一緒にご飯にいったときの画像です!美味しかった!)
3.この一年で経験したこと:任される責任が「やりがい」に変わる
入社一年目ですが、本当に多岐にわたる業務を経験させていただきました。
・現金預金、借入金、有価証券、売掛金などの主要勘定科目の監査
・棚卸、確認状の送付、実査
・連結検討
・内部統制監査
・開示チェック(決算短信や有価証券報告書など…)
ここには書ききれないほど、多くの実務に携わりました。アリアは成長フェーズにあるため、一人ひとりに任せられる業務の責任が重いと感じることもあります。
しかし、その分、自分の手がけた仕事がクライアントの信頼や成長に直結しているという非常に大きな「やりがい」を感じています。
私自身、この一年は本当に実りのある一年となりました。
これからも、一つ一つの経験を通じてスキルを磨き、クライアントや周りの人から「佐藤に任せてよかった」と信頼される監査人になっていきたいと思っています!




































